出演者プロフィール

写真 佐々木蔵之介 (ささきくらのすけ)
関西の人気劇団「惑星ピスタチオ」出身。NODA・MAP『半神』やパルコ劇場『おやすみの前に』松竹『おはつ』など、おもにプロデュース公演で活躍。最近は『白い巨塔』『離婚弁護士』など話題のテレビドラマに出演し、注目を集めている。7月より『ラストプレゼント』にレギュラー出演予定。今回は内面表現が中心の難しい役どころに挑戦した。

写真 山本郁子 (やまもといくこ)
文学座所属。『華岡青洲の妻』等の劇団公演の他、こまつ座『頭痛肩こり樋口一葉』『きらめく星座』、新橋演舞場『お江戸でござる』などに出演。永井が一目見て「お延だ!」と思い、本作品にキャスティングした。観客を驚きの結末へと導く重要な役割を務める。

写真 木野花 (きのはな)
1974年に女性だけの劇団「青い鳥」を結成し、80年代小劇場ブームの騎手的存在に。退団後も女優・演出家として精力的に活動。『新・明暗』ではサッチー的性格の重役夫人の他、早変わりで全く違う役もこなすのが見どころ。初演では客席にいる演出家を毎公演笑わせた。

写真 下総源太朗 (しもふさげんたろう)
劇団「転位・21」を経て93年より燐光群に参加。『屋根裏』『CVR』『錦小路の素浪人』等多くの作品に出演、燐光群にはなくてはならない存在。他劇団やプロデュース公演にも頻繁に登場する売れっ子である。本作品では主人公にむやみに絡む屈折した男を演じる。

写真 小山萌子 (こやまもえこ)
扉座を経て現在フリー。二兎社『パパのデモクラシー』『萩家の三姉妹』『日暮町風土記』、新国立劇場『こんにちは、母さん』『ゴロヴリョフ家の人々』と、永井作品への出演が続く。初演では同じ俳優が扮しているとは気づかない観客もいたほど鮮やかに3役を演じ分けた。

写真 土屋良太 (つちやりょうた)
劇団3○○出身。2000年に旗揚げした「モザメ」では自ら作・演出・出演・プロデュースを務める。二兎社では『パパのデモクラシー』(再演)や『萩家の三姉妹』で確かな演技力を見せ、今回は居酒屋の労働者からエリート外交員まで、全く異なる4役に挑戦している。

写真 鴨川てん (かもがわ てんし)
空間演技出身。2002年からは燐光群に所属し、『ララミー・プロジェクト』『CVR』『だるまさんがころんだ』など、同劇団の作品に連続出演している。二兎社初参加。初演の山本隆二とは味わいの異なる役作りで新風をもたらすことが期待されている。

写真 中村方隆 (なかむらほうりゅう)
アンダーグラウンド自由劇場、演劇センター68/71、オンシアター自由劇場、東京壱組(全作品)と、全盛期のアングラ・小劇場の舞台を中心に活躍。二兎社『パパのデモクラシー』では、時代に振り回されながらも抜け目のない神主を演じた。今回も渋い存在感を見せている。

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